1996年オープン、バンコク東部のバンナー地区に位置し、タイ屈指の名門コースの一つに挙げられる。コースの経営はペニンシュラホテルが担っていて、レストランをはじめクラブハウスは落ち着いた一流ホテルの雰囲気が漂う。タイガーウッズが97年優勝したHONDAクラシックや98年V.シンが優勝したジョニーウォーカークラシック、2005から08年までボルボマスターズなどトーナメントも開催経験も豊富。コースはUSPGAの規格を満たしており、そのデザインはデニス・グリフィスが担当した。コースは比較的平坦で池、バンカーは巧みに配置されているが、プレッシャーが掛かるホールはそれほど多くないので気にせず思い切りクラブを振っていけるホールが多い。６H（218Y、PAR3）はグリーン右側は池、手前はバンカーにガードされており、さらにグリーンもアンジュレーションも有りパーを取るのも難しいホールだ。15H（431Y、PAR4）はティグランドからは右手前に1つ目の大きな池がある。そしてセカンド地点からも右に2つ目の池が待ち構えているがブラインドになっているのと、池がかなり左までせりだしている為、花道が極端に狭くなっている。キャリーでグリーンまで届かないとボールは池に吸い込まれる。また、キャディの質が高いことでも有名なのでキャディの適格なアドバイスに耳を傾けるのもスコアメイキングの重要なポイントにもなりそうだ。それ以外にも芝生のメンテナンス、ロッカールーム、ジャグジー、そして美味しい食事、フレンドリーなスタッフの接客態度なども多くのゴルファーを魅了するポイントとなっている。