1990年開業、豊かな自然に囲まれたカンチャナブリの丘陵地帯にあるジャックニクラウスデザインの上級者向けのコース。タイには他にプーケットとカオヤイにミッションヒルズがある。バンカーに囲まれたグリーン、大きなヤシの樹々、そしてラフは絡みつくバニューダ芝、大きな池やクリークなどがプレーヤーの視覚に大きなプレッシャーを与える。また、フェアウェイが2つに分かれているホールが5つありスコアメイキングにはマネージメントが重要な鍵となる。３H（175Y、PAR3)は池越えのショートホール、グリーン手前には大きなバンカーが待ち受けているので、ティショットは確実にグリーンを捉えておきたい。11H（163Y,PAR3)も距離はないショートホールだが、右は大きな池に面し、手前には大きなバンカーが配置されている。17H（361Y,PAR4)は勝敗がはっきりと分かれる難しいコース。ティショットを左サイドにの大きなバンカーに入れてしまうと、アイランドグリーンを直接狙うのはかなり難しくなるので、比較的広めのフェアウェイをきちんととらえておきたい。カンチャナブリまで足を運ぶのであれば、ゴルフだけではなくクワイ川鉄橋など観光地を訪れてみるのもおすすめだ。