2005年オープン、バンコク市街地から東へ1時間10分、アマタ工業団地の中に位置する完全メンバーシップコース。国際的なトーナメントが開催できるようにコース、練習場だけではなくクラブハウス、ロッカールームに至るまでその完成度は非常に高い。コースの設計はリーシュミットが担当、18H、PAR36、全長7,453ヤード。2010年に国別対抗のロイヤルトロフィー、翌2011,12年は連続してタイランドゴルフチャンピオンシップを開催し、開業から短期間でその名が広く知られる様になった。コースは全体的にフラットで敷地の真ん中に巨大な池があり、その池に向かってすり鉢状になっている。その高低差を上手に使いながら池の周りを囲むようにコースが設計されている。最も印象的な17H、PAR3はその巨大な池に浮かぶアイランドグリーンでそのグリーンまでは船で渡るようになっている。完全なメンバーシップ制の為、メンバー同伴でなければプレーできない。年間を通してグリーンコンディションを含めたコースメンテナンス、ドライビングレンジ、アプローチ練習グリーン、パッティンググリーン、キャディの接客態度等々どの点においても素晴らしいクオリティをキープしている。2011、12年とThe best course on the Asian Tour に、13年は Asian Golf Monthly magazine 社から　“Best conditioned course in Asia Pacific” に選ばれている。ホワイト・ティーからは6088ヤードと短いので、腕に自信のあるプレーヤーはブルーかブラック・ティーからのチャレンジしてもらいたい。距離がかなり違うため全く違うコースでプレーしているような印象を受ける。